『どんな気持ちも、宝物』

女性の人生は山あり谷あり。
私たちナナデェコールは、そんなひとりひとりの大切な人生に、いつもそっと寄り添えるブランドで在りたいと考えています。
そこでナナデェコールを愛用してくださっている素敵なみなさまに、人生の転機や、睡眠に関すること、アイテムとご自身の物語を伺っていきます。

今回お話を伺ったのは、ナナデェコールの愛用者で、ディレクター神田恵実が主宰する、オーガニックな生き方を学び実践する場『My Organic Labo』のメンバーでもある、会社員の奈々さん。ナナデェコールと出会ってから、「どんな自分も認め、許せるようになった」、という奈々さんに、その出会い、どんな時にナナデェコールが助けになったのかを伺いました

>vol1 「五感をひらく。私に還る」河野紗季 >vol2 「本当のやりたいことに、まっすぐ生きる」龍岡玲子

>vol3「すべての出来事に、意味がある」南上夕佳

 

nanadecorとの出会い

ディレクター神田:ナナデェコールとはどんな出会いでしたか?

奈々:恵実さん(ディレクター神田)の著書「ゆるめる自分‐頑張りすぎているからだと
を休ませる本-(ワニブックス)」を読んだことがきっかけです。本の中に「この服(ナナデェコール)を着るために、早く家に帰りたくなる」という言葉があって。当時育児休暇から復帰して、毎日忙しく働いて疲れ切っていたので。「これは私に必要なものだ」とピンときました。そのあとすぐ、ナナデェコールのナイトドレスを買いに、新宿伊勢丹の店舗に行ったのが出会いです。

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神田:嬉しいです!お仕事、当時はそんなに忙しかったのですか?

奈々:時短勤務制度を使わせて頂いていたのですが、その時間内で終わるような仕事量ではなくて(笑)子供が寝てから、あとは早朝に仕事をしたりしていました。万年寝不足状態で、からだは常に緊張していましたね。このままの状態で働き続けたらいつか自分が壊れる、とはどこかで感じていたので。本の中の「ゆるめる」という言葉を見て、反応したのだと思います(笑)

神田:子育てで普通でもホルモンバランスがアップダウンする時期に大変でしたね。忙しい状態が続くと、どうしてもストレスが溜りますよね。

奈々:家でも心の余裕がなかったと思います。自己嫌悪に陥ることもありました。

神田:当時は緊張状態が続いていて、限界サインが出ていたのでしょう、ナナデェコールに惹かれたのは癒しを欲していたからでしょうか?

奈々:袖を通したときの気持ちよさに、とにかく驚きました!最初はチェリーブロッサムのストライプドレスを1着購入したのですが、肌触りの良さや着心地がとても良くて。すぐに洗い替えが欲しくなって、スズランドレスを購入しました。そこからはもう、どんどんナナデェコールの魅力にハマっています。

神田:からだが「ゆるんでいく」ということを実感されていますね。

奈々:そうなんです!着た瞬間にからだがふわぁっとほどける感じがします。ナナデェコールに出会う前は、気持ちよさを感じとる余裕もなかったのですが。ナナデェコールは「気持ちいい」という感覚も育んでくれるな、と思います。

神田:からだをゆるめる良いスイッチになっているのですね。ナナデェコールがお役に立っていて嬉しいです。

 

ナナデェコールに出会ってから、心もからだもリラックスして過ごせるようになったという奈々さん。ナナデェコールがご自身を救ってくれた、という経験もお話もしてくださいました。

 

自分自身を素直に受け止め、感じられるように


ファーストナナデェコールに購入したというチェリーブロッサムドレスのストライプ柄と月桃の花と紫根バーム

奈々:実は、私自身、過去に2度の流産の経験があります。今でこそ、その経験はただの悲しい出来事ではなく、私の人生の中の大切な経験の一つ、となっていますが、もちろん当時はとても悲しみ、落ち込みました。そんな時も、ナナデェコールが私のことを癒してくれて。いつもと同じようにやさしく包み込んでくれて、ふわっとやさしい肌触りに触れているうちに「今は安心して悲しんでいい」って、素直に感じられるようになりました。無理やりポジティブシンキングするのではなくて、悲しいときは悲しんでいい、と。からだも心もふっとゆるんで素の自分自身になるからか、自分が感じていることを全部受け入れられるようになりました。すごく救われましたね。流産を経験した翌日、空が抜けるように青くて美しくて。その空を見たときに心が震えたことと、流産を経験して悲しみで心が震えたこと、どちらも「私が経験し、感じたこと」としては同じなんだ、と思ったんです。

神田:どん底の中に見た青空。奈々さんが生きる日常の中に普遍性を見た、ということでしょうか。とても深いお話です。

奈々:今までは悲しい気持ちを感じたくない、と思っていたのですが、それを許せました。

神田:緊張がほどけた状態でいると、日常のふとした美しさを感じ取れるのかもしれない。奈々さんはご自身の深い部分にアプローチされて、フラットであれたのですね。とてもマインドフルなお話です。それに、からだが緊張していると、本質に気が付けないということはありそう。

奈々:ナナデェコールを着るまでも、「変なものは着ていない」と思っていたんです。でも、ナナデェコールに袖を通したら、今まではタグの擦れや、ウエストゴムのきつさ、ちょっとしたチクチク感、そういった違和感を無視していたことに気づきました。それに、自分自身の心の動きにも敏感になりました。「今疲れてるな」とか、「イライラしてるな」とか。それをキャッチできると、小さなことでも対応もできます。

恵実:違和感をキャッチする能力は高くなりますね。ナナデェコールを着ていると、そういった力が育まれるということはあるかもしれません。

 

ご自身の大切な経験をお話してくださった奈々さん。ナナデェコールを着ていると、ニュートラルな自分でいられる、とも教えてくださいました。
話はその後、My Orgainc Laboの話題へ。

 

My Organic Laboでの出会いと体験


出雲の棚田にて、奈々さんとお子さんと加藤完一商店の藤原さんと

恵実:My Organic Labo(以下、ラボ)には、どんな風に出会いましたか?

奈々:ナナデェコールを愛用しているので、InstagramやWebサイトで拝見しました。フィールドワークにとても興味があって、子供と参加したくて。「本気で学び、本気で遊ぶ」姿勢に惹かれました。

恵実:実際に入ってみてどうでしたか?

奈々:もう、色々な価値観が変わっています!「出雲オーガニックコットン種植え・収穫ツアー」も何度も参加させていただいていますが、実際に体験する、ということの本質を身をもって知ることができました。一緒に参加させてもらっている子供も、「次はいつ出雲に行ける?」とよく聞いてきます(笑)

恵実:出雲では美しい棚田で種まきと、収穫を重ねていますが、本当に毎回素晴らしい体験ですよね。種から育てて、綿花を収穫して、それをよって糸にして編んでいく。この工程にどれだけの環境と時間と労力が必要なのか、それを体感することで物事の価値をしっかりと見極められるように、というメッセージを込めて主催しています。日常での様々なシーンに大切なものは何か、という気づきをもたらしてくれる貴重な体験です。まるで大家族のように年齢が違う子供たちが楽しく走り回り、神様が降りてくるという浜辺で夕日をのんびり眺めたり、裸足で海に入ったり。五感を解放する温かな時間です。「ゆるめること」と、「インプットすること」の両方ができると、人生はますます豊かになりますね。ラボの中も、本当にやさしいメンバーだから、安心できるということもありますよね。

奈々:みなさんやさしくて、それぞれ色々な経験をお持ちの方ばかりなので。安心して、素の自分で参加させていただいています。リアルでお会いして、仲良くさせていただいている方もいらっしゃって、とても豊かで幸せな循環の中にいられているなぁと思っています。いつも本当に素晴らしい経験を一緒にさせていただいて、ありがとうございます。これからのナナデェコールとラボが、ますます楽しみです。

***

ナナデェコールとご自身の物語、そしてラボでの経験をお話ししてくださった奈々さん。男の子二人という忙しいママ業をこなしながら、ラボでの活動を始めインプットの時間も大切にされている切り替え上手さんです。それもナナデェコールがあるからこそ、オンとオフが切り替えやすくなったのかもしれません。

その様子は、「本気で学び、本気で遊ぶ」姿そのもの。ナナデェコールの洋服を着てリラックスしてお話ししてくださる奈々さんは、「どんな気持ちも、私の大切な宝物」と、私たちに教えてくれているようでした。

奈々さん、大切な経験をお話ししていただき、本当にありがとうございました。

 

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(※写真のストライプ柄は現在は販売しておりませんが、今年のストライプ柄もおすすめです!)

 

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同じ価値観を持った仲間同士で本気で学び、本気で遊ぶ、3.0型コミュニティです!

単発で参加できるイベントなどもありますので、チェックしてみてくださいませ。

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2023年8月1日(火)21:00 〜 22:00開催

「心をほどくマインドフルネス瞑想会 今月のテーマ優しさとは?」

>vol1 「五感をひらく。私に還る」河野紗季 >vol2 「本当のやりたいことに、まっすぐ生きる」龍岡玲子

>vol3「すべての出来事に、意味がある」南上夕佳 >vol4「どんな気持ちも、宝物」寺内奈々