《神田恵実の My organic note》

My organic noteとは私が書かせていただいた書籍の名前です。
私たちが提案しているオーガニックライフとは、自分たちでこころとからだをケアできるようになること。
自分の治癒力をあげて、体調を整えていけるようになること。
日々の生活を心地よく過ごしていけるようになると、自然と病院に頼らずに、自分で調子を見ることができるようになります。
そんな知恵をシェアして、自分なりのオーガニックノートを作って欲しい、という願いから生まれた連載です。
毎回、いま感じていることや体調の変化などを皆さんと共有しながら、進めていきたいと思います。

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Vol.5 2020/03/18
「世界睡眠デーに自分の一番大切な時間を考えよう」

日本人の睡眠時間、特に女性は世界でも日本でも短い!

みなさん、3/18は世界睡眠医学協会が定めた世界睡眠デーです。
私たち日本人の睡眠時間は、OECD(経済協力開発機構)が行った国際比較調査でも世界主要国29カ国の中で韓国についでワースト2位の7時間43分。中国は9時間2分、アメリカは8時間36分、なのでかなり短い。平均値の7時間43分には子供も含まれていて、2017年の厚生省の「国民健康・栄養調査」の結果を女性の40代、50代に注目してみると、さらに少ないことがわかります。実際に7時間以上眠れている人は全体の20%をきっています。40代、50代の女性では、5時間以下の睡眠時間の方が半分。私たち日本人の女性が頑張りすぎなのがわかります。

※参考資料
・nippon.com
 https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00424/
・日本睡眠科学研究所
 https://www.nishikawasangyo.co.jp/company/laboratory/topics/01/

時間が足りない=睡眠時間を削るのをやめよう

私たちの生活は、年々忙しくなるばかりです。日頃の人間関係、仕事のやりくり、家族の成長やステージに合わせて生活を変化させる、介護が始まる、将来の設計。いろんなタスクが増えて、気になることも、やらなくてはいけないこともたくさん。そうなったときに、まず削られてしまうのが睡眠時間です。

そこで、ふと立ち止まってみると、本当に手放さなきゃいけないのは「睡眠=自分の休息の時間」でしょうか? 
自分の休息を削ってまでもやらないきゃいけないこと、ばかりでしょうか?
この機会に考えてみてほしいと思います。
やらならくてはいけないこと、タスクリストの中から、本当に「自分の大切な時間を犠牲にしてまでやらなくてはいけないことなのか?」と立ち止まって問いかけてみてください。

私は、昔はよく出掛けていた夕食の予定、ランチの予定、週末の予定、を吟味するようになりました。あまり無理をして出掛けなくなり、落ち着いたひとりに時間や、子供との時間、家でゆっくり過ごす時間を意識的にとるようになりました。もちろん体力的にも疲れが出るので、体もメンテナンスが必要です。おのずとゆったりと眠れる日が増えて、睡眠時間を十分に確保できるように。「落ち着いて眠る」醍醐味を知りました。
さらにいまは在宅で仕事をすることが増えて、バタバタと過ごす日常の中で、いかに落ち着いて考えることが大事か、静かに自分に向き合いながら仕事をする時間のありがたみを痛感しています。

睡眠時間が増えると、生活にも心にも余裕が生まれる

しっかり眠ることは、脳を休めることであり、ストレスをリセットすることでもあります。体やお肌の休息や代謝促進だけではなく、この安らぎの時間が一番大切なのではないでしょうか?
脳がしっかり休まっていると、考えが明確になり、生活の計画そのものがクリアに効率的に立てられます。バタバタすると目の前のことに必死になり、こなしていく日々が続いてしまいます。そうなると1ヶ月、3ヶ月とあっという間に時間がたってしまいますよね!

余裕が出ると夜にストレッチをしたり、運動を取り入れたり、体にも目がいくようになります。慢性的だと思っていた疲れ、腰痛、生理痛、偏頭痛、それは何かのサインで「慢性」ではないことも知ってください。体を動かすことで、凝りや痛みを解消し、より眠りが深くなるなんて嬉しいですよね。

睡眠の日、改めてみなさんにお伝えしたいのは、眠ることの大切さに気づいてほしいということです。
つい削りがちな睡眠時間を、最優先のタスクに入れて、7時間の睡眠時間を確保した上で、ほかの予定を組んでみてはいかがでしょうか?

Vol.4 2020/03/05
「あなたの眠りを深く、質を高めるために」

眠りの質、自分で実感していますか?

毎日の眠りの質が浅いのか深いのか、自分でわかりますか?
「今日はしっかり眠れたな」という満足感をもって起きること、ありますか?
みなさんが指針として考えるのは睡眠時間ですよね。6時間、8時間と睡眠時間で「よく寝た」と感じる方も多いのではないでしょうか? でも朝起きてなんだか疲れが取れていなかったら? それは寝ていても浅い眠りだったのかもしれません。

あなたは朝目が覚めた時に
 疲れが取れていますか?
 頭がすっきりしていますか?
 すぐに動きだせますか?
 食欲がありますか?

もし睡眠の質が高くしっかり眠れていると、どれも「YES」になります。しかし「なんとなくだるい」「お布団から出られない」という方は、睡眠時間にかかわらず、しっかりと睡眠が取れていずに体も脳もリセットできていないことになります。

睡眠の質をあげるためのスイッチの切り替え

睡眠は量より質と言われるように、より深く眠ることで、ホルモンが分泌されたり、脳がストレスをリセットしてくれたりします。ではどうやって質をあげるのでしょうか。

それがnanadecorのルーツともなる入眠スイッチの切り替えです。
昼間の忙しいオンモードから、オフモードへ徐々にスイッチを切り替えていくのです。ハイパーな脳の動きから、リラックスモードへ。しかし現代の生活だと、これが意外と難しいのです。

例えば、ソファーでスマホをしていて、眠ろうとベッドに移動します。自分自身は、眠るためにベッドに入ったのですが、そこでスマホを続けていると、脳はオンなのかオフなのか気づかないのです。部屋着とパジャマが同じ、ベッドでもスマホが手放せない、そんな方は、おのずと昼と夜のスイッチ切り替えが曖昧で、結果眠りが浅くなる傾向があります。

簡単にスイッチを切り替える、それが肌触りの力

忙しい毎日、あれもこれもできないですし、日々の習慣を変えるのは意外と大変。簡単なことしか続かないのですが、そこですぐ実行できるのがnanadecorが伝えている「お風呂に入って心地よいナイトウエアに着替えて眠る」です。

お風呂でまず身も心もリセット。お風呂上りに気持ち良い肌触りのナイトウエアを着るのです。昼夜兼用ではなく、夜専用の「気持ち良い」ウエアです。すると着るだけで「あ。もう眠るんだな」というサインが肌から脳に伝わります。この肌触りが大切なのです。さらにフリルやピンクなど、日常の自分とは違うイメージで自らを解き放ち、女性らしく、姫気分で眠ると、より脳はオフへと切り替えがしやすくなります。優しいオーガニックコットンの肌触りが心地よいので、肌は「この肌触りは眠るサインだな」と学習していきます。

私もいまでは、オーガニックコットンのやわらかな肌触りがないと落ち着いて眠れないほど。旅行へもドレス、レギンス、アイマスク、ソックスと、おやすみグッズ一式を必ず持参しています。するとどこで眠っても、安心して、深く眠りにつくことができる。日常の習慣に、ぜひ試してみてください。3ヶ月も着続けると、前より少し元気になっていたり、肌が綺麗になっていたりと、体の変化に気づけるはずです。それが眠りが深くなった証拠です。

Vol.3 2020/02/22
「食べたもので自分ができている。花粉症やウィルスから自分を守る」

元気な毎日のために、バランスを知る

My organic noteの1回目では「正しく入れて、いらないものを出す」そして「自分を観察すること」が大切だとお伝えしました。自分のからだや、気持ち、自分自身の変化をつかんでいけるように、客観的な目線を持つことが健康管理に役立ちます。

私はマクロビオティックを勉強したので、物事を陰陽で見られるようになり、原因と理由の関係がわかるようになりました。陰陽がわかると「これを食べたからこういう症状が出た」など自分を知る指針ができると思います。例えば「ランチにヘビーなものを食べると(陽性)」、「コーヒーが飲みたくなるな(陰性)」、「コーヒーをたくさんの飲みすぎると(陰性)」、「からだが冷える(陰性)」、といった具合です。私にとってヘビーな食事は、バランスを取るために、コーヒーの陰性さが必要、というわけです。そして陰性なものをとりすぎると、体が冷えてしまいます。

一番良いのは粗食といわれている、シンプルな食事。ご飯とお味噌汁とおかずで、陰陽の振り幅が少ない中庸の食事です。余分なものや量を取らないようにすると、排出も活発になり、体に溜まっている毒素も出せるように。花粉症やアレルギーの原因をしっかり出せるようにしたいですね。しかし、バランスが崩れ陰性が過多になると、体が冷えて、おのずと免疫力が下がってきます。何かを過剰に摂取するとその逆を欲する。自分の食欲や物事には相反する、バランスがあることを知ると、客観的な目線が持てます。

自分らしく、食べるものを選べるように

私たちは、自分で食べたもので、からだもこころもできています。大人になると食べるものを選んでいるのは自分自身。つまり、毎回毎食、自分で選んで食べたもので、自分自身が出来上がっているわけです。つい「今日はこれでいいかな」と惰性で選んでしまう日もあるかもしれませんが、できるだけからだに良いものを選びたい。では、からだに良いものとはどういうものでしょうか?

オーガニックが全てというわけではなく「私にとって」の基準です。私は、添加物が少ないもの、手作りされているもの、材料がシンプルなもの、量産されていないもの、こんな目線を持っています。大豆製品は遺伝子組み換えではない国産大豆のもの、スーパーのオーガニック野菜よりも、地元の直売所の朝採れを買う、のも地産地消の応援です。加工品は買い物をする際に、裏の表示をみると、いろんなカタカナが羅列してあり驚きます。

からだで代謝ができないものは、内臓にたまります。それが溢れ出ると花粉症やアレルギー症状となって体外に排出するのです。できるだけ科学的な合成物は摂らないほうがいい。それだけでも、体調に違いが出てくると思います。

内臓を元気にするために気をつけること

こうして材料にこだわり、添加物に気をつけながら、自分の体調にあった食事ができたらいいですよね。食べながら、自分を健康にしていけたら最高です。それには自分の体質がどうなのか、冷えやすいのか、いまはのぼせやすいのか、胃腸の負担がどうか、疲れやすいか、など体調をみてください。
冬は内臓を冷やす冷たい飲み物はご法度。三年番茶、梅醤番茶、昆布茶などもいいですよね。そしてお味噌や甘酒、納豆などの発酵食品を積極的にとる。すると内臓も元気になって免疫力があがります。感染症が猛威をふるっているこの時期は、食べるものにも気をつけて、自分の内臓を元気に。免疫力をできるだけあげて予防をしていきましょう。

Vol.2 2020/01/02
「毎日をハッピーに過ごすための脳の使いかた」

2020年をより楽しくするために、あるがままを受け入れる

新年、今年をより楽しくするために、いま私が練習しているメガネのお話からスタートです。
私たちは、ふだんから自分の物差し、自分のメガネを通して世の中を見ています。何事も先入観がありますよね。

例えば家族の間で起こること。自分がちょっと具合が悪くて寝ていたとします。そこへ旦那さんが帰ってきて、自分でご飯を食べ始めました。そんなとき「私は具合が悪いのに、どうして自分だけご飯を食べているのだろう?」「私の分は作ってないのかしら?」「なんで声をかけてくれなかったの?」など憶測でいろんなことが頭をよぎります。
でも旦那さんからしてみたら「ゆっくり寝かせてあげよう」「俺のご飯は自分でやったほうがいいかな」「起きたら様子を聞いてみよう」そんな風に考えていたかもしれません。

そう、勝手な憶測で考えていることは、相手とは全く無関係に広がっていきます。その脳を一旦ストップして、あるがままを、そのまま捉えること。考えすぎないことの練習です。

前向きなメガネをかけて、いつも機嫌をよく!

ある出来事を前向きに捉えるか、斜めから捉えるかは自分のメガネ次第です。あるがままを受け入れていく、ジャッジすることを手放していきます。その代わりに、いつもご機嫌で、楽しい毎日であるために、自分に楽しいメガネをかけてあげる。斜めの眼鏡をはずして、いま目の前に起きていることに、楽しさを見つけていく練習をしていると、それが習慣になります。

雨が嫌だな、と思うと雨が降るたびに落ち込みますよね。でも雨は肌がしっとりするな、雨の日は綺麗だな、と雨が好き! と思うことを意識していくと、次第にそれが習慣になっていきます。すると気の持ちようだけで、雨ストレスが軽減します。そうやってひとつひとつ、メガネを架け替えていくのです。

こうして私も決め付けている価値観を見直す練習をしています。誰かと何か話した後に「ああ言ったらよかったかな?」「どう思ったかな?」という憶測を脳が始めたら、それをストップするようにしています。これはマインドフルネスでの練習の基本となること。脳の使い方のトレーニングです。

今年、このマインドフルネスのオンライン講座をnanadecorでもスタートできたら良いと思っていますので、皆様もお楽しみに!もちろん、日々楽しいメガネをかけて、毎日を楽しく過ごしたほうが絶対にお得。楽しいひとや、ことに、また楽しさが引き寄せられていくのです。

今年はチーム nanadecor として、みんなでHappyの循環を習慣にしていきましょう!これも日々の練習が習慣になります。気付いたら前向きに。私たちはナイトウエアの着心地のよさを実感できる、日々の眠りの大切さを知っているメンバーです。眠りの質が上がれば、ご機嫌度もアップします。この価値観がわかる仲間で、よりHappyな生活を目指していきましょう!

Vol.1 2019/11/14
「My organic note で自分を知っていこう」

My organic noteの役割りとは?

私たちは体調も、体型も、体質も、それぞれがオリジナルです。自分のからだと相談しながら、気持ちを観察しながら、自分だけのノートを作ることが大事です。情報がたくさんある中、これがいい!と言われたからといって鵜呑みにしても、ひとには合う合わないがあります。そんな情報の中から、私に合うな、これがいいな、と判断できる自分になること。それをMy organic noteに貯めていくと、自分だけのノートが作れるはずです。

まず自分を知ることから始めてみる

自分のこと観察していますか?体に触っていますか?
例えば、足が冷えている、お尻が冷えている、あれ? ここに何かできものができてる、肌ががさがさしてきたな、角質がたまっているな、など日々の変化をキャッチしていますか?それから体調も。今日は偏頭痛がするな、今日の頭痛は左側の後ろだな、生理痛がいつもより重いな、からだが重くて足がむくんでいるな、など自分の体調もどこがどう変化しているのかを観察してみる。そして、この観察力を広げていきます。この頭痛は何が原因? 昨日の飲み過ぎ? 最近の仕事の疲れ? など掘り下げていくのです。

原因があるから結果がある。いまの起きている症状を頭痛薬で解消するのは簡単ですが、この根本の原因を考える癖をつけます。そして改善するのは根本の理由から。食べ物や飲み物の取り方、日常の過ごし方、着るものでの温め方、いろんな方法で原因にアプローチしていくヒントを探ります。もしも体質を変えたいのであれば、日々日記のように体調と気持ち、食べたものや過ごし方、睡眠のとり方をノートに綴っていくといいかもしれません。すると規則的な癖や食べ物の偏りあなど、何かが見えてくるはずです。

正しく食べて、きちんと出すこと

日常の食事で、からだに負荷なく、からだにとって必要なものを摂っていけばおのずと健康になります。それと同時に、不必要なものを出していく。毎朝の便通を習慣にして、出し切ることにもフォーカスします。便がたまるとおのずと毒素が体のなかをめぐるので、食べたら出す。が基本です。胃腸が元気になると自然と次の日の朝に、便意が起きて、すっきり出すことができるようになります。出し切る前に次の食事が入り、循環が滞ると、負担にもなり消化不良がたまっていきます。お腹の中はすっきり!が基本です。
自分に向き合うこと、正しく食べて、きちんと出すこと、をぜひ取り入れてみてください。