いよいよ秋冬シーズンの到来で、着こなしを秋冬仕様に一新したくなる季節です。岡本敬子さんが手がけるKO by nanadecorは、既に長くシーズンを重ねオーガニックコットンの様々な生地の特性を楽しんでもらえる、素敵なコレクションに進化しています。ネル素材のチェック、中綿が入ったキルティング、光沢のあるカットソー、ウールにオーガニックコットンを重ねるなど、生地の特性を生かしながら、着心地の良さとスタイリングの楽しさを堪能できるアイテムばかり。今季は特に温かく着られるアイテムが揃います。
今回は、敬子さんならではの小物使いや、色合わせを教えていただきました。小物次第で表情が変わる、素敵なスタイリングをお楽しみください!
カラフルなバッグを足したアクセントスタイル
オーガニックコットンも昔よりも柄のバリエーションが増えたので、デザインする側としては嬉しい限りです。生地のセレクトの段階でこのチェックでワンピース作ったら素敵なのでは?と思い展開をしました。1枚着るだけでスタイルが完成しますが。チェック柄にあえて南米の先住民族のカラフルなバッグとベレー帽を合わせて少しインパクトを出した秋スタイルです。
個性を足して遊ぶシックなグレー のチェック
同じチェックでもベースの色が違うだけでイメージがグッと変わります。シックなグレー系チェックはシンプルに着こなすのも良いですが、やっぱり外しのスタイリングをしたくて耳あて帽子にアフリカンバティックのバッグをコーディネートしてみました。チェックだからといって小物をシンプルにまとめずに、柄に柄を足していくのもおすすめです。
キルティングジャケットを羽織って冬スタイル
ご近所にお買い物にも行くときはこんなスタイルで。チャコールグレーのキルティングコートを羽織って、ベルベットのターバンをキュッと巻いたら外出着になりました。コットンを重ねていくと、意外と温かく、パチパチした静電気も気にならないのでお勧めです。このコートは軽くて、温かく、ラインが綺麗なので、外着としても大活躍します。
モノトーンのスタイルはウールのブラックパンツがポイント
冬はニットパンツが温かいので手放せないアイテム。内側にオーガニックコットンを重ね二重にしたので肌触りが抜群です。温かい分、暖房が効いてるお部屋に入ると急に暑くなったりしますよね。そのため上下をウールのセットアップで着るよりも、トップスはコットンの方が大人には嬉しい軽さと着心地です。個人的にも大好きなキルティングシリーズ。ニューコレクションのトップスは、前後の丈に差をつけたデザインと身体のシルエットを拾わないふんわりさがポイントです。
スタイリングに大活躍しそう!な上品な光沢感
オーガニックコットンの上質な素材を生かして、家で着るだけではなく外出着としても、お洒落に見えるアイテムを作ることを心掛けています。このハイネックワンピースは個人的に大満足な仕上がりのアイテムです。光沢があり、肌触りも上質でシックな雰囲気。ローズマリーのパンツと合わせて着用してみると可愛さとクールさを兼ね備えたスタイルが出来ました。
ホワイトの軽さを生かした温かなスタイル
デニムは一年中着用してますが、特にライトブルーのデニムは、私のワードローブには欠かせないアイテム。ナチュラルカラーのふわふわな着心地のタートルにキルティングコートを合わせました。どちらも空気を含んでとても軽くて温かいのが嬉しいです。ポイントに、キャップ帽と長年愛用しているラトビアの籠が相性抜群でした。
軽やかな素材を重ねた温かなリラックススタイル
夏は全身ホワイト、寒くなると温かみのあるミルキーなオフホワイトが着たくなります。温かなタートル も加えて気持ちいい冬スタイルです。パジャマのように見えないように、フェイクムートンの帽子に、ブルーレンズのサングラスと豹柄の靴を。スタイリングは何かテーマを持つとイメージが膨らみやすく、今回は温泉もある、冬のスキー場のロッジにも似合いそうだな、と妄想しながら考えました。
首元にボリュームを足してくれるネックネックウォーマー
首の冷えは、全身の冷えにもつながるので注意したいですよね。できるだけ冬の首元は温かくしておきたい。
マフラーやストールももちろん良いのですが、最近はネックウォーマーが何かと便利だということがわかり、
今シーズン展開したくて作りました。中綿を入れて、素材はとても気持ちの良いファインニット をチョイス。リバーシブルで使えるので、ボタンの位置をズラしながら巻いたりして自分の好きな形や色で巻くことができます。同系色の服に合わせてみると、違和感なく巻けてアクセントになるというのがポイントです。