いま世の中が注目している占星術では、世界が一変し2021年は風の時代に入ると言われて来ました。また満月や新月と女性の生理の周期が重なるように、月や宙は、私たちの生きるリズムに大きな影響を与えています。Luminaさんのメッセージは、自分の体調や、気持ちを客観的に見つめるきっかけのひとつです。日頃の出来事や体調の変化が、宙の動きとリンクしていて驚くこともあるでしょう。

いつもより心穏やかに、リラックスしていられるように。そして、いつも希望を持って深い眠りにつけるように。
自分を観察するためにも、宙のメッセージをお届けします。

 

<2月の宙模様 “希望を未来へつなぐ” みずがめ座の季節> By Lumina

2月になり、暦の上では「大寒」から立春へ。みずがめ座の季節の始まりです。
みずがめ座の季節は、“希望を未来へつなぐ”季節です。この時期は、寒仕込みのとき。
こころも体も精神も春という未来に向かい準備が進みます。
厳しい寒さの中に希望を抱きながら、今日という一日を積み重ねていきます。

1 月 21 日におうし座で上弦の月を迎えました。
この上弦の月からおよそ一か月はこれまでの枠組みや思い込みからの解放のエネルギーに包まれます。
これまでの自分には無理だと思っていたことや自分の方向性とは違うと感じていたこと、
挑戦することを先延ばしにしていたことなどへ
思い切って舵を切るような機会がやってきやすいかもしれません。

忘れていた才能や以前やっていたこと、一度はあきらめた夢、
そういったものに新たな形で再会するような機会かもしれません。
一度化石になってしまった“可能性”の発掘をしているような時間でもあります。
それは、新たな創造に向かう葛藤として現れることもあるかもしれません。

1 月 29 日しし座で満月を迎えました。
この満月から 2 月 12 日みずがめ座での新月を迎えるまでは
再会した才能や新たに認識した才能、可能性といったものを受け容れる時です。
自分はどこに属しているのか、自分の本当の歩む道はどんな道なのか、
新たな境地のようなものが見えてくるかもしれません。
それは、「原点」と呼ぶようなものでいて「未来的」な形で語りかけてくるでしょう。

2 月 12 日みずがめ座で新月を迎えます。
この新月から「新たな大地が見えてくる」時間です。
1 月に現れてきた可能性や再会した才能、夢を育てる大地です。
あなたの夢の種を新たな大地に蒔いてくださいね。

眠る時、この時期は、寝具や下着、パジャマやバスタオル類の新調が良いようです。
眠りの時間は新しい自分の可能性を引き出してくれる時間、夢の種を蒔く時期こそ、
自分を大切に、自分という大地のケアをまずはしてあげてください。

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<12月の宙模様 “未来のビジョンを受けとる” いて座の季節>

天体はいま、いて座の季節です。「こころとからだの宙模様」として月や星のリズムをLuminaさんより伺っています。私たちの暮らしにも大きく影響する月のサイクルと星の流れ。いまの状態を知ることで、より日々を暮らしやすく、こころとからだをリラックスできるようなお手伝いをしていきます。

11月22日、暦の上では「小雪」、いて座の季節の始まりです。いて座の季節は、“未来のビジョンを受け取る”季節。22日はうお座で上弦の月も迎えます。いて座の始まりで迎える上弦の月はスタート感に満ちています。ここで迎えるスタートというのは、古くなった枠組み、自分の殻を脱いでいくような時でもあります。

殻を脱いでいこうとする先に見えるものは、“未来のビジョン”でしょう。いて座は、地球から見たとき、天の川銀河の中心方向に位置しています。天の川銀河の中心。

それは、未知なる世界。

そこに想いを寄せることは、遠い星の記憶を呼び起こすかもしれません。それは、未来の「わたし」からの呼びかけ、未来からやってくるビジョン、魂のビジョンと言ってもいいでしょう。未来のビジョン、未知なる世界へ向かい、迷いなく矢を放つのがいて座。かすかに見えるビジョンを集中してとらえる力は、未知なるもの、宇宙の真理への探究心として現れるかもしれません。

今年の星読みのいて座の季節は、とても印象的な星のイベントを迎えます。順番に見ていきますね。まず、11月30日は、ふたご座で満月を迎えます。

情熱と打ち壊し、チャレンジ。そんなキーワードが浮かぶ満月です。そこに完成する「新しい世界観」。
そして、12月8日おとめ座で迎える下弦の月は、「再生」「復活」というキーワードにつながります。

生命力がもう一度噴出してくるような下弦の月を越えて12月15日いて座で新月を迎えます。そこまでは古い枠組みを「突破」していく、脱皮していくような時間です。

古くなった枠組みを超えていくとき、ワクワク感のときもあれば、絞られるような苦しさを感じることもあります。きっと抜け出したときには、このためにあの時間はあったと思えることでしょう。

15日いて座で新月を迎え、
16日には金星がいて座へ、

そして、17日には土星がみずがめ座へ
そして、19日は木星もみずがめ座へ。

21日冬至を迎え、22日には木星と土星が20年ぶりに天空で会合します。

星読みの世界では、グレートコンジャンクションと呼ばれる20年、200年という区切りの大きなイベントです。個人、社会、世界において大きな区切りを迎えます。2020年は、まさしくそんな年だったのかもしれません。

今、時代の大きなバトンの引継ぎのとき。100年、1000年という大きな時間に想いを寄せることは地球の未来を創っていきます。

未来のこどもたちに残したい社会、世界。
そこにつながる「わたし」という存在。
今日の「わたし」の選択や創造につながるビジョンは
未来の「わたし」からの贈り物かもしれません。
ビジョンはそっと、あなたに語りかけるでしょう。
鼓動に耳を澄まし、風向きを感じて。
さあ、新しい旅が始まります。