私たちは忙しくなると、一番に睡眠を削って仕事をしたりしがちです。慢性的な睡眠不足は様々な病気の原因につながります。では、あなたの眠りの質はいかがでしょうか? 以下の質問にあてはまるものはありますか?

1 朝起きた時に、ベッドから出たくないと感じる
2 朝起きた時、疲れが残っているようだ
3 ランチを食べたあとに眠くなる
4 考え事をして眠れない(寝つきが悪い)時がある
5 昨日考えたイヤなことが朝起きてすぐに思い浮かぶ
6 週末に二度寝や寝溜めをしている

 

今回は睡眠の質に関する質問。1つでも当てはまるものがありましたか? 睡眠時間が短い、という単純に寝不足の状態ではなく、あくまで普通に寝ていた日の状態で考えます。

1、2の朝起きてベッドから出たくない、まだ寝たい、疲れが取れていないという方は、質が悪い可能性があります。眠りが浅いと、入眠後2時間ほどで分泌される成長ホルモンがうまく分泌されず、疲労や内臓機能の修復に影響が出ます。

3、6の昼食後に眠くなる、週末寝溜めをしている方は、寝不足のサインです。質が悪いか時間が短いか。人間の機能として寝溜めをしても意味がなく、日々上質な睡眠で毎日の疲れをリセットすることが大事です。ご自身の睡眠のとり方はいかがですか?

4、5は考え事で寝つきが悪いタイプのかた。ベッドであれこれイヤなことや気になることを考えていると、どんどんふくらんでしまいます。すると脳が休まらず朝起きてもひきずってしまう。入眠2時間後のホルモン分泌の大切な機能に脳のストレスリセットがあります。

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ホルモン分泌を促すためにも寝つきをよく、すぐに深い睡眠に入る準備をしたいもの。そこで有効なのが入眠アイテムと脳のルールづけです。お風呂に入って気持ち良いパジャマを着たら、考えごとをせず眠ろう。アイマスクをしたら、考えを終わりしよう、など入眠アイテムを脳へのサインとして意識づけをします。マインドフルネスと同じで日々の練習で習慣化するもの。多くのnanadecorファンの方が「アイマスクが手放せない」「パジャマを着たらよく眠れた」とおっしゃるのは、知らずにアイテムを使って「これから眠るんだ」と脳へサインを送る習慣ができているようです。脳をオンからオフモードへクールダウンしていくこと。寝つきの悪さを改善して、良質なん睡眠を手に入れましょう。

睡眠改善インストラクター 神田恵実